痒みが見える表面上の理解と痒みが見えない内面の違い

アトピー性皮膚炎を患った人以外からは表面上の現状以外を理解をしてもらえず

常にこの痒みと共に付きまとう「勘違い」という名の「ストレス」と更に戦う苦痛の日を過ごしている。

 

こんにちは!自力でアトピーを改善してしまった「かる」です!

この病状を持っているとアトピーを患っていない人から理解をしてもらえている様で実はそうでもない事も多い。

日常生活や、職場、そして車を運転していた時に路上で行われていた飲酒検問でも・・・

今回は私の身に起きた一例をお話ししたいと思います。

 

一緒に共同生活等をしている時の部屋の暑さで痒みが強くなり耐えられず、何も言わずに突然その場から居なくなると、第三者からは

 

「あいつ!いつの間にか居なくなる。いつも不思議な行動をとっている人だよ?」

陰で言われた時表面上だけを理解をされていて中身を理解をされていない時の

ショックほど辛かった事はない。

では、

「部屋が暑くて私の身体が痒いから、お願いですから暖房の設定温度を落として下さい!」

 

とは寒くて暖房機の温度を上げた人に対して喧嘩を売るような事になるし、乳幼児や小さい子供が同じ部屋に居た場合風邪を引いてしまう為にもそんな事は言えませんでした。

家族の都合でお部屋の温度を上げている場合だったり、夏場の職場では動かしては行けないクーラーの温度設定が28度だった場合はその温度の部屋に居るだけで汗ばみ、患部が痒くなってしまい

 

理解が得られない職場に居た時はいつも

「どうやればこの状況から逃げれるんだろう?」と私は常に考えてしまい、どうしても仕事よりも痒みが気になり、集中が出来ず、部屋の温度にも耐えられない時は怪しまれない様に

「ちょっと、お腹が痛いので」

と、言い、頻繁にお手洗いに行く都合を付け気が狂いそうになるくらい痒くなってしまった肘の関節部分を水で洗い流して冷やた後、平静を取り戻し極力戻りたくはない部屋に戻って行きました。

「あいつ、いつも腹が痛くなるんだな?仕事も遅いし、給料泥棒じゃねーか?」

 

と、陰で言われていた事を他の人から教えて貰いショックを受ける事もあった。

周りの温度や環境に左右されても何も異常が出ない人から見れば私は異常者であり、

悔しくても何も言い返せなく数ヶ月後、私は職場を辞める事にした。

 

夏に彼女を車で家に送り届けた後、運転をしていた際に飲酒検問で止められた時、半袖で運転していた所

肘の関節付近を掻きむしって赤くなり、ボロボロになった状態を思い出し

「薬物使用者」

と、誤解をされたくない為にも最初から患部を見せて

「アルコールアレルギーもあり、お酒も飲めません、この腕はアトピーです。」

 

と言い、辛くなる気持ちを抑えながら腕を先に見せ、結局は疑われたせいなのかストローを通して空気を吹き込み、呼気検査も受ける始末・・・。

疑われなければ呼気検査もありません。

検査後に

「あ・・大丈夫なので行って良いですよ?」と言われ、解放された事もありました。

勿論、真面目にお仕事をしているお巡りさんは一切、悪くありません。

悪い事をしている人が悪いのですから。

 

そして日常でこんな事が起きてしまうからこそ「私の心の中は大丈夫ではありません」

その様な事も経験し、私は「変わっている人」と勘違いされてしまう事もありました。

症状を患っていた頃の私、毎日この瞬間も痒みと外気の温度、室内の温度と湿度を気にしつつ、時々「不潔、移る病気」と、勘違いをされる事を皆に悟られない様に必死で隠していつもストレスと戦い平然を装ってました。

 

不思議な行動?

違うんです、その場の温度に身体の痒みが耐えられなくなり悪化するのを避けるためや些細な事で相手と争いたくないからその場所から居なくなるんです。

給料ドロボー?仕事が遅い?

同じ病状を患った人が私と同じく自力でアトピーを改善してしまい

自分が好意を寄せている人だったと後から知った場合、同じ事が言えますか?

 

一例ではありましたが、この様な事もあり、どうやれば表面上で理解をされない勘違いやストレスの連鎖から抜け出す事が出来るのかを考えた結果、理解をして貰えないなら私は自分自身を実験体にする事を決め

 

諦めずに行動を起こし自分が原因となる物を見つけ出し、後に痒みが出なくなり部屋の温度にも左右をされなくなる身体と生活を手に入れる事が出来ました。